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筋トレの前に体幹を鍛える

弊社のスタッフの中に「重い荷物を楽々運べるように毎日腹筋を鍛えていますが、腰痛の症状が良くならないんです」と言う者がいました。
運動をしてこなったというそのスタッフは、少しでも仕事に慣れようと頑張って筋トレに励んでいたのですが、その鍛え方は間違っていたのです。
どう間違っていたのかご案内しますので、参考になさってください。

腹筋を鍛えると確かに、体幹も鍛えられるますが、体幹トレーニングとは少し異なります。
体幹トレーニングは、胸や背中など体の軸となる部分を鍛えるトレーニングです。
腰痛持ちの人が腹筋トレーニングを行うと、腰痛が改善されますよと聞いて、腹筋トレーニングばかり行っても腰痛が改善されなかったという結果になります。
中には、トレーニング前よりも症状が悪化したというケースもあります。

筋肉は、起始停止といって、始まりの部分と終わりの部分があります。
筋肉は、起始停止の距離を縮めることで働きます。

腹筋は、体を丸めるための筋肉です。
腹直筋という腹筋を鍛え過ぎてしまうと、体がどんどん丸まってしまいます。

そうなってくると、骨盤も後方に傾斜し腰痛が出やすくなるのです。
そのため、腹筋ばかり行うのはおすすめしません。
体を鍛える場合は、全身万遍なく行うのがベストです。

それから、腕や脚ばかり鍛え過ぎてしまうと体幹が上手く使えなくなります。
体の表側に付いている筋肉は、随意筋といって、頭で意識して動かせる筋肉です。
一方、体の内側には意識して動かせない筋肉がたくさん存在しています。
背骨を動かすところから、運動の連鎖が始まり最終的には手に伝わります。

体幹は、腹式呼吸をするだけでも鍛えることができます。
まずは、息をしっかり吐き切ります。
息を吐き切ったら体の力を抜きます。

たったこれだけです。息を吐くとお腹が凹みますが、その時の動作によって腹膜筋や腹斜筋、骨盤底筋などの体幹を鍛えることができるのです。
寝る前に布団の中で仰向けになった状態で腹式呼吸を行うだけなので、無理なく毎日続けることができますよ。

また、運動する前にストレッチを入念にして体を解すことも大切です。
弊社のスタッフには、引越し作業前後のストレッチと、寝る前の腹式呼吸を提唱しています。
最初は「腹式呼吸やストレッチなんかやらなくても大丈夫ですよ」と言っていたスタッフも、ストレッチをやるのとやらないのとでは、作業後の体のダメージが違うと実感しているようです。